【教育】優秀な理系人材の無駄遣い…日本経済をダメにしている「高すぎる医学部人気」という大問題
この数年、進学先として「医学部」を選ぶ高校生が急増している。評論家の八幡和郎さんは「医師は経済的、社会的にオイシイ職業だから、そうした進路を選ぶのは理解できる。しかし、優秀な理系人材が医学部に集中すれば、日本経済の低迷を加速させることになる」という――。■医師はいちばん安定して、オイシイ仕事
「医学部の偏差値を他の理工系学部並みにできたら、日本経済のさまざまな問題はだいたい片付くし、医療の質も改善する」と、私は昭和の終わりごろから主張し続けている。