【兵庫】阪神・淡路大震災の災害貸付金 約2億円全額免除の方針 債務者の高齢化で
1995年に発生した阪神・淡路大震災で被災した人の生活再建のために、兵庫県が貸し付けた「災害援護資金」のうち、返済の見込みが立っていないおよそ2億円について、県は債務者の高齢化が進み、経済状況も一層悪化していることから全額を免除する方針を固めました。兵庫県は、阪神・淡路大震災で住宅が損壊するなど被災した人が生活再建を進められるよう国と協力して「災害援護資金」を貸し付けていて、これまでに市や町を通じておよそ2万5000人に合わせて532億円を貸し付けました。