【ウクライナ侵攻】ロシア 動員兵の精子凍結保存に財政支援の方針
ロシア国営のタス通信は28日、保健省が、ウクライナへの軍事侵攻で動員された兵士を対象に、精子を凍結保存するための財政支援を行う方針を決めたと伝えました。それによりますと、動員された兵士や家族の支援を行う弁護士団体がロシア政府に働きかけた結果だとしています。ロシアの独立系メディアなどによりますと、プーチン政権がことし9月に予備役の動員に踏み切ってから、不妊治療を行う各地の専門クリニックなどでは、若い世代の男性から精子の凍結保存の申し込みが相次ぎ、多いところでは以前の30倍になったということです。