今年は豊作? 筥崎宮で「玉せせり」 3年ぶり陽玉の奪い合いも復活
福岡市東区の筥崎宮(はこざきぐう)で3日、新春の神事「玉せせり」があった。新型コロナウイルス感染対策のために2021、22両年は中止した、男たちが木製の玉を奪い合う行事が3年ぶりに復活。参拝客から拍手が送られた。約500年前の室町時代に始まったとされ、豊作と豊漁を願う。近くの玉取恵比須神社で神事を行った後、約250メートル離れた筥崎宮の楼門まで直径約28センチ、重さ約8キロの「陽玉(おだま)」と呼ばれる木製の玉を競り子が奪い合う。