米の対中半導体輸出規制、直ちに同意せず=オランダ貿易相
[アムステルダム 16日 ロイター] - オランダのスフライネマッハー貿易相は15日のテレビ番組で、半導体製造装置の対中輸出に関する米国の新たな規制を直ちに受け入れることはしない方針で、欧州やアジアの国と協議していると述べた。ルッテ首相は17日に訪米し、バイデン大統領と輸出政策などを協議する見通し。オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングは2019年以降、米国の圧力を受ける政府から最先端装置の対中輸出を許可されていないが、旧世代の装置に関しては21年に20億ユーロ相当を中国に輸出した。