「救援隊が来ない」 被災地から悲痛な声―トルコ地震
トルコ南部で起きた強い地震から一夜明けた7日、被災地では懸命の捜索活動が続いた。ただ、今回の地震は「100年に1度」(オクタイ副大統領)の異例の規模で、深刻な被害が出た南部カフラマンマラシュ県では捜索の人手不足が深刻とされ、現地からは「救援隊が来ない」と悲痛な声が出ている。カフラマンマラシュ県の中心部で先週まで暮らし、東部エラズー県に引っ越したヌルギュル・オクスズさん(32)はメッセージアプリを通じ「(カフラマンマラシュ県の)親戚ががれきの下敷きになっているが、助けてくれる人がいない」と訴えた。