ロシア「反戦」ジャーナリスト、仏に亡命 星を頼って暗闇に数時間
テレビの生放送中に反戦を訴えたロシアのジャーナリストのマリーナ・オフシャニコワさん(44)が、国際NGO「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)の支援を受けてロシアから密出国し、フランスに亡命したことが分かった。RSFが10日、オフシャニコワさんとともに記者会見を開き、明らかにした。オフシャニコワさんはロシア国営テレビ「第1チャンネル」の編集者だったが、昨年3月、生放送中のテレビ番組で「NO WAR(戦争反対)」などと書いた紙を掲げ、ロシアのウクライナ侵攻に抗議した。