モルドバでロシアが「破壊工作」、ウクライナが情報提供
旧ソ連構成国モルドバのサンドゥ大統領は13日、記者会見し、隣国ウクライナからロシアによる「モルドバ破壊工作」の情報提供があったと確認し、その詳細を公表した。デモをたきつけて政権転覆を図るため「訓練を受けた軍人が民間人を装う」「政府機関を襲って人質を取る」ことが計画されていると明かし、警戒を促した。情報が信頼できるとすれば、破壊工作は軍事力と非軍事力を組み合わせたロシアの「ハイブリッド戦争」とみられ、プーチン政権による2014年のウクライナ南部クリミア半島「併合」作戦と酷似。