日本領空の飛行物体も「中国の偵察気球」再発防止要求
政府は14日、2019年11月以降、計3回にわたって日本の領空で確認された気球に似た飛行物体について、中国の無人偵察用気球であると「強く推定される」との分析結果を発表した。政府は同日、中国政府に対し、外交ルートで事実関係の確認のほか、領空侵犯は受け入れられないとし、再発防止を強く求めた。防衛省の発表によると、無人偵察用気球とみられる飛行物体は、19年11月に鹿児島県、20年6月に宮城県、21年9月に青森県のいずれも日本の領空を飛行したことが確認された。