【薬】解熱鎮痛薬カロナールに“重大な副作用” 添付文書に追記された「薬剤性過敏症症候群」とは
※2023.02.17 07:00 週刊ポスト
コロナ禍で身近になった薬といえば、感染・発熱時の自宅療養などで用いられる「解熱鎮痛薬」だろう。ドラッグストアで買い求める人があまりに多くて「店から消えた」と騒ぎになったものもある。しかし、その薬を飲んだ患者たちに異変が起きていた。1月17日、医薬品類の安全対策などを担う厚労省所管のPMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)が確認した「薬の新たな副作用」が報告され、同省は医薬品の添付文書(使用上の注意)の改訂指示を出した。