【健康】鎮痛剤としての大麻、米国で利用者が増加中 乱用されるオピオイドを医療用大麻で置き換える可能性について有望な結果
長年にわたりオピオイド系鎮痛剤の乱用が横行し、多数の死者が出ている米国では最近、慢性痛治療のために医療用大麻を使用する人が増えていることを示す新たな調査結果が発表された。米国医師会雑誌(JAMA)で先月発表された調査結果によると、慢性痛を抱える成人での大麻利用率は25.9%に上った。調査は2022年3~4月、医療用大麻が利用可能だった米国の36州と首都ワシントンに居住する18歳以上の1724人を対象に行われた。