福島第一原発事故の放射能汚染、高線量地点が事故直後から97・5%減少…除染や自然減衰進む
東京電力福島第一原発事故の放射能汚染で空間線量が毎時3・8マイクロ・シーベルトを上回る高線量地点について、福島県環境創造センターなどの研究チームは6日、2021年3月時点で事故直後より約97・5%減少したと発表した。政府は避難指示解除について3・8マイクロ・シーベルト以下を基準としている。同センターは調査の目的について、「県全域で放射線量が着実に減少した現状をわかりやすく伝えることを目指した」と説明している。