米軍無人偵察機とロシア軍機が黒海上空で衝突 ロシア側が飛行妨害か
米軍は14日、黒海上空でロシア軍機2機が米国の無人機の飛行を妨害し、うち1機が無人機のプロペラにぶつかったと発表した。無人機は飛行や制御ができなくなり、米軍自ら公海上で墜落させざるをえなくなったという。米軍は「無謀な行為」だとロシア側を非難している。ロシア側は接触を否定している。米欧州軍によると、中央ヨーロッパ時間の14日午前7時過ぎ、米軍の無人偵察機MQ9が黒海上空の国際空域で通常任務をしていたところ、ロシア軍「スホイ27」2機の妨害に遭ったという。