【宮城】「巨大な顕微鏡」間近に 仙台・次世代型放射光施設ナノテラス一般公開
東北大青葉山新キャンパス(仙台市青葉区)で18日、整備中の次世代型放射光施設「ナノテラス」の一般公開が行われ、市民計約100人が、最先端の研究設備を見学した。施設は官民での整備が行われ、一般公開は国側の運営主体の量子科学技術研究開発機構(量研、千葉市)が主催した。来場者らは施設の概要について説明を受けた後、実際に使用される実験ホールに入り、物質をナノ(10億分の1)レベルで分析する「巨大な顕微鏡」と呼ばれる放射光施設に間近で接した。