レオパレス21に勧告 廃家電不適切処理で―環境省など
賃貸アパート大手のレオパレス21(東京都中野区)が賃貸物件オーナーに販売した家電の廃棄時に、家電リサイクル法で定める処理方法に従わなかったとして、環境省と経済産業省は23日、同社に是正を勧告した。レオパレスは賃貸向けの家電をオーナーに販売している。環境省によると、同社は2020年4月~22年夏の間、不要になったエアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機計約9万9000台について、自社で引き取る義務を果たさず、エアコン設置業者やリユース品取扱業者に引き取らせていた。