飲み残し牛乳を男子生徒に与え、生徒の牛乳は持ち帰った講師「もったいなくて」
大阪府教育委員会は30日、勤務する府立支援学校で生徒に不適切な給食指導をした男性講師(62)を停職1か月とするなど、計9人を懲戒処分にした。発表では、男性講師は昨年10~11月、中学部3年の男子生徒の給食介助時、3回にわたって自分が飲み残した牛乳を与え、生徒の牛乳を持ち帰るなどした。生徒は意思疎通が難しく、普段から牛乳を飲み切れなかったといい、講師は府教委の聞き取りに「(牛乳を)廃棄するのがもったいないと思った」と話している。