「努力義務」自転車ヘルメット着用率2割どまり 持ち運びの煩雑さや購入費用がネック
1日から自転車運転時のヘルメット着用が努力義務となった。民間企業の今年2月の調査では、日常的に自転車を利用する人でも、いつも着用しているのは2割程度にとどまっており、着用率の向上がこれからの課題となる。自転車の死亡事故は頭部外傷が致命傷となるケースが大半とあり、警察や自治体も啓発に普及に力を入れる。3月29日、東京都渋谷区の自転車店「サイクルベースあさひ千駄ヶ谷デプト」の店頭に、ずらりとヘルメットが並んでいた。