【イルカ30頭打ち上げ】水温や風向き原因か 専門家指摘 過去にも事例も 千葉の一宮・いすみ
千葉日報オンライン
千葉・一宮町といすみ市の海岸にイルカ約30頭が打ち上げられたことについて、現場を訪れた国立科学博物館の田島木綿子研究主幹(51)によると、イルカは体長2・5メートル前後のカズハゴンドウ。南方から北上する時期で、過去の事例から、冷水海域に入って低体温症のような状態になって衰弱したとみられ、沖から陸へ向かって強い風が吹いたことで波も強くなってイルカが打ち上げられたと考えられるという。