社会福祉法人から資金30億円流出、広島県の監査は「不適切」…会計士の同行なく問題追及できず
社会福祉法人「サンフェニックス」の資金流出問題で、厚生労働省は、同法人を所管していた広島県による監査などについて、「適切とは言いがたい対応があった」と指摘する検証結果をまとめた。県は「指摘を受け止め、改善を進める」としている。投書や告発4度
サンフェニックスでは2016年3月、医師で理事長だった楢崎幹雄被告(73)(業務上横領罪で起訴)と、後任の理事長となった佐藤裕紀被告(59)(同)が総額42億円で経営権を移転する契約を締結。