”誤りが分かっていて放置” 靖国神社に霊璽簿開示請求 遺族、亡父の経歴誤記訂正へ民事調停「原本閲覧し確認したい」
靖国神社(東京都千代田区)に合祀されている戦没者の名簿「霊璽簿」について父親などの氏名や戦没日などが誤記されたまま放置されているのは祭祀の根幹を揺るがすとして同神社崇敬者の本間尚代氏(86)が調査訂正を求めて父親の霊璽簿の開示を請求した民事調停が東京簡易裁判所で10日に調停期日を迎える。本間氏は「誤りが分かっていながら放置されている多くの英霊の方々を正しくお祭りしてほしい」と語った。