イタリア、昨年の出生数が40万人割れで過去最低 総人口も減少
イタリア国家統計局(ISTAT)が7日発表した2022年の出生数は39万2600人と、40万人の大台を割り込んで過去最低を記録した。減少は14カ月連続。前年の出生数は40万0249人だった。22年の総人口は17万9000人減の5855万人。総人口も2014年以降じりじりと減り続けている。ISTATは出生数減少について「主な要因は出産可能とされる15─49歳の女性の人口が減り、(このグループ全体として)高齢化が進んでいることだ」と指摘した。