【地方】多選・高齢議員が跋扈、「地方議会」の悲惨な現実、町村議員の8割が60歳超、若手をくじく報酬事情
統一地方選の後半(市区町村長の選挙などと衆参の補欠選挙)が終了した。今回も総じて地方選への関心は低かった。その典型が無投票選挙の多さだ。特別区長選1(東京・中央区)に加え、市長選では25市、市議選では14市(238人)、町村長選では70町村、町村議選では123町村(1272人)が無投票で当選。さらに、北海道や長野県、東京都など計20町議選では立候補者が定数を下回る「定数割れ」の事態になった。