平和の折り鶴(年間約1000万羽、重さ約10トン) スニーカーに再生し有効利用 広島の靴メーカー、“G7応援商品”に
広島県府中市の靴メーカー「スピングルカンパニー」は、平和記念公園(広島市中区)の「原爆の子の像」などにささげられた折り鶴の紙を再生した素材でスニーカーを作った。広島サミット県民会議の認定を受け、G7広島サミット応援商品として販売している。スピングルカンパニーが素材に選んだのは「折り鶴レーヨン糸」。バイオプラスチック製品などを扱う「カミーノ」(東京都)が折り鶴から再生したパルプで作った糸だ。