英国の移民流入、昨年は過去最多60万6000人 首相「多すぎる」
英国立統計局(ONS)は25日、昨年の移民純流入数が過去最多の60万6000人になったと発表した。数字を押し上げたのは、欧州連合(EU)域外からの教育・就労目的の移民のほか、特別ビザの措置による香港やウクライナからの入国だった。スナク首相はこの報告を受けて「数字が大きすぎる」とITVに語った。首相は移民の流入抑制を目指す意向を示しており、今週発表された改革措置には一部の国際学生が家族同伴で渡英する権利の撤廃などが含まれている。