教員アカウントに不正アクセスか、生徒らの情報漏れる 長野の中学校
長野県伊那市教育委員会は26日、市立伊那中学校(有賀稔校長、生徒数330人)の教員のアカウントが不正に使われ、クラウドサービス「グーグルドライブ」に保管していた生徒と教職員の個人情報が漏洩(ろうえい)したと発表した。市教委は不正アクセス禁止法や個人情報保護法などに違反するとして県警に通報した。市教委によると、漏洩したのは2022年度と23年度に伊那中に在籍した生徒の「心身面で配慮を要する情報」や、23年度に在籍する食物アレルギーがある生徒の情報、教職員の緊急連絡先など144件のファイル。