【香川】ゲーム条例「弁護士費用」めぐり 高松高裁で2審始まる
「ネット・ゲーム依存症対策条例」をめぐる一連の違憲訴訟の中で、香川県が、弁護士に支払った費用などが違法かどうかが争われた裁判の2審が高松高等裁判所で始まりました。原告の住民側が「県の裁量を逸脱するものだ」と改めて裁判費用の返還などを求めたのに対し、県側は訴えを退けるよう求めました。県が全国で初めて施行した「ネット・ゲーム依存症対策条例」の違憲性を争う裁判をめぐっては去年、1審の高松地方裁判所が、高校生だった男性らの訴えを退け「憲法に違反しない」とする判決が確定しました。