都内で急激に高まる自転車ヘルメット需要、自治体にも購入支援の動き…事故件数は依然深刻
改正道路交通法の施行で自転車利用者のヘルメット着用が今年度から努力義務となったことを受け、東京都内でもヘルメットの需要が急激に高まっている。各自治体でも購入代金の補助など普及を支援する動きが広がっているが、依然として自転車事故の件数は深刻で、関係機関では交通ルールの啓発にも力を入れている。(大前勇、井上勇人)東京都目黒区の自転車店「サイクルショップオギヤマ 都立大学店」では4月下旬、仕入れたばかりのヘルメットが積み上げられていた。