81→70へ 大阪市議会が議員定数削減、過半数の維新提案で可決
大阪市議会は9日、議員定数(81)を11減らして70とする条例の改正案を賛成多数で可決した。次回2027年実施の同市議選から適用される。成立した改正条例は、市内の24選挙区のうち11選挙区についてそれぞれ定数を1ずつ削減する内容で、市議会で過半数を占める大阪維新の会が提案した。削減幅や対象区は、公職選挙法の関係法令などに沿って計算し、選挙区間のいわゆる「一票の格差」が、司法が衆院選について「違憲状態」などと判断する目安の2倍未満に収まるよう調整したという。