去年 認知症などの行方不明者 全国で延べ1万8700人余 過去最多
認知症やその疑いがあり、行方不明になった人は去年、全国で延べ1万8700人余りと、これまでで最も多くなったことが警察庁のまとめで分かりました。統計を取り始めた2012年のおよそ2倍に増えていて、警察庁は行方不明者を早期に発見するため、自治体などとの連携を進めることにしています。警察庁によりますと、認知症やその疑いがあり、はいかいなどで行方不明になったとして去年、届け出があったのは前の年より1073人多い延べ1万8709人で、これまでで最も多くなっています。