「送料無料」表示やめてほしい トラック運転手らの悲痛の声

トラック運転手の勤務管理をめぐる、いわゆる「物流の2024年問題」で、運送業界から通信販売などでの「送料無料」表示をやめてほしいと、悲痛の訴えがあがりました。「送料無料という表現はやめてほしい。送料がかかっていることを明記してほしい」(全日本トラック協会・馬渡雅敏副会長)消費者庁によるヒアリングで運送業界の関係者らは、「荷物を消費者に届けるのは無料ではない」「消費者のコスト意識が無くなり、業界の地位が著しく低下している」と話し、「送料無料」の表示をやめてほしいと訴えました。