ロシア市民、撤退決断を称賛 ワグネルに「よくやった」
ロシアの民間軍事会社ワグネルが一時占拠した南部ロストフナドヌーでは24日夜、市民が部隊の撤退決断を称賛した。SNSなどで伝えられた現地の映像によると、ワグネル創設者プリゴジン氏はスポーツ用多目的車(SUV)の後部座席に乗車。警備は厳重ではなく、窓を開けて市民からの握手の求めに応じ、市内を後にした。24日昼は、ウクライナ侵攻の後方の軍事拠点で、プリゴジン氏が滞在した市内の南部軍管区司令部の周辺に銃声や爆発音が響き、市民が逃げ惑う様子が見られた。