送迎バス安全装置55%止まり 園児ら置き去り対策進まず―こども家庭庁
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全国の幼稚園や保育所などで使用する送迎バスで園児らの置き去りを防止する安全装置について、政府が全国の設置状況を調査したところ、6月末時点で55.1%にとどまることが分かった。うち、幼稚園と認定こども園はそれぞれ67.4%、保育所は67.3%。こども家庭庁が27日発表した。静岡県牧之原市の認定こども園で昨年9月、女児が通園バスに置き去りにされ死亡した事件を受け、政府は今年4月から安全装置の設置を義務付けた上で、1年間の経過措置を導入。