ロレックス強盗、闇バイト応募の半数は無報酬 捜査幹部「捨て駒だ」
京都市の時計店で昨年5月に起きた強盗事件で、「闇バイト」に応募して事件に関与し起訴された10人のうち5人は、約束されていた報酬を受け取っていなかったことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁は、盗品を換金してできた現金の大半は、事件を指示した特殊詐欺グループ幹部に渡ったとみている。警視庁によると、同グループ幹部の今村磨人(きよと)容疑者(39)は2022年5月2日、京都市内の時計店から高級腕時計ロレックス41点(計約6900万円相当)を奪った疑いがある。