【産経】現実とずれる朝日の中東報道 イスラム思想研究者、麗澤大学客員教授・飯山陽
「中東では米国が存在感を失い、中国が存在感を増している。その証拠に中国は今年3月、米国を排除したかたちで、対立してきたサウジアラビアとイランの関係正常化を仲介した」これはここ数カ月間、朝日新聞が繰り返し強調してきた「ナラティブ(物語)」である。6月9日の「『米国は中東にとどまる』サウジ訪問の国務長官、中国へ警戒あらわ」というウェブ記事でも、このナラティブは繰り返されている。
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「中東では米国が存在感を失い、中国が存在感を増している。その証拠に中国は今年3月、米国を排除したかたちで、対立してきたサウジアラビアとイランの関係正常化を仲介した」これはここ数カ月間、朝日新聞が繰り返し強調してきた「ナラティブ(物語)」である。6月9日の「『米国は中東にとどまる』サウジ訪問の国務長官、中国へ警戒あらわ」というウェブ記事でも、このナラティブは繰り返されている。
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