健保組合の保健活動盛ん 体操、減塩 摘もう病気の芽 医療費削減、みんなにプラス
正しい体操の指導、食事の塩分を減らすためのセミナーや禁煙プログラムの実施など、保健活動に力を入れる健康保険組合が増えている。加入者が健康になれば、病院に行くことが減って医療費の削減につながり、健保の経営にもプラスになるからだ。専門家は「加入者の特性を分析し、効果の高い取り組みを」と語る。 (佐橋大)「手のひらの向きまで意識して、体を動かしてくださいね」自動車部品などの金属加工メーカー「ニッシンテクニス」(愛知県蟹江町)で七月、「正しいラジオ体操」を学ぶセミナーが開かれた。