中国の出生率、昨年は過去最低の1.09に 人口1億人超える国の中で最も低く
中国の毎日経済新聞は15日、中国人口・発展研究センターの推計を引用して同国の出生率が昨年に過去最低の1.09に下がったと報じた。人口が1億人の超える国の中では中国が最も低くなったという。中国の出生率は既に、韓国、台湾、香港、シンガポールと並んで世界で最低圏内に入るとされていた。中国政府は過去60年間で人口が初めて減少したことや急速な高齢化を懸念しており、出生率を引き上げるため金銭的な支援や保育施設の改善といった措置を打ち出している。