東京・港区、来年度から区立中の修学旅行先をシンガポールに「英語力向上の集大成として」 保護者の負担は増えないよう調整中
東京都港区は来年度から、全区立中の修学旅行の行き先をシンガポールにすると発表した。英語を実際に現地で使い、異文化に触れることを通してグローバル人材の育成につなげたい考えだ。武井雅昭区長が定例記者会見で明らかにした。港区ではこれまで、英語力育成に力を入れてきた。平成18年度から、区立中学校で週4時間の英語とは別に週1時間、英語のプレゼンテーションなどに取り組む「英語科国際」を始めた。