財政難の町が募集した11施設の命名権、応募「ゼロ」…市川三郷町「1社でも問い合わせを」 山梨
財政難に苦しむ山梨県市川三郷町が募集した町施設11か所のネーミングライツ(命名権)のスポンサーについて、応募企業がゼロのまま、8月末までの募集期間が終了したことがわかった。制度の周知不足が背景にあるとみられ、町は9月29日まで再募集するほか、町内企業に文書を送って直接応募を呼びかける考えだ。(村岡拓弥)町が命名権のスポンサーを募集しているのは、温浴施設「つむぎの湯」や伝統工芸・文化の継承を目的とする「地場産業会館(印章資料館)」、「歌舞伎文化公園」など。