コロナワクチン、国費での無料接種終了へ 65歳未満は原則自己負担
新型コロナウイルスワクチンの接種について、厚生労働省は2024年3月が期限となっている予防接種法上の「臨時接種の特例」という位置づけを、4月以降は延長しない方針を固めた。特例による全額国費での接種が終わる見通しで、厚労省の専門部会で議論して最終決定する。65歳以上の高齢者など重症化リスクが高い人の場合、季節性インフルエンザワクチンと同じで費用の一部を国の交付金でまかなう「定期接種」に位置づけ、秋冬に1回実施する方向で調整している。