河野太郎氏、「保険証廃止延期は得るもの少ない」 DXで壊す霞が関の常識
岸田文雄首相が「デジタル敗戦」だと認めた日本の行政DX(デジタルトランスフォーメーション)。その遅れを取り戻す役割を担うデジタル庁は、発足から2年がたち、マイナンバーカードを巡る問題に揺れる。デジタル大臣就任から1年を迎えた河野太郎氏の目には何が映っているのか。(聞き手は本誌編集長 磯貝高行)
デジタル大臣になった直後の記者会見で、アナログな業務などの影響で人材流出が加速し「霞が関では、崩壊の兆しというよりも崩壊が始まっている」と発言していました。