車で人を死なせた元特捜部長(執行猶予判決)がトヨタを提訴「アクセルを踏んでいないのに発進したのが原因。私は弁護士資格を失って苦痛」
車を暴走させて男性をはね死亡させたとして有罪判決が確定した元東京地検特捜部長の石川達紘元被告(84)が、「暴走は車の欠陥が原因だった」としてトヨタ自動車と販売会社に5000万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。トヨタ側は争う方針です。石川元被告は、2018年2月に東京・港区で車を運転中に誤ってアクセルを踏んで車を暴走させ歩道にいた男性(当時37歳)をはねて死亡させたとして過失運転致死の罪などに問われましたが、刑事裁判で「事故は車の不具合が原因だ」と無罪を主張していました。