災害時の帰宅困難者用の民間施設 東京23区内の3割が場所非公開
人口が密集する東京23区で、災害時に帰宅困難者に開放される民間の一時滞在施設の公表に差が出ている。新宿、墨田、江東の3区は名称や所在地を一切明らかにしておらず、23区内に少なくとも930カ所ある施設の約3割がどこにあるか分からないのが現状だ。少なくとも930カ所の一時滞在施設
一時滞在施設は、災害が発生して交通網がまひした際に職場などから自宅に帰れなくなった帰宅困難者が一時的に過ごせる場所として、都や各区が公共施設のほか、民間のホテルや百貨店などを指定している。