【社会】神戸5人殺傷事件、2審も無罪…刑法39条「心神喪失者の行為は罰しない」 京アニ事件でも最大の争点、無罪確定なら被告の処遇は?
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2017年に神戸市北区で5人を殺傷した罪に問われたものの、「心神喪失だった疑いが残る」として刑事責任能力が認定されず、1審で無罪となった男性の控訴審で、大阪高裁は検察側の控訴を棄却し、男性に無罪という判断を下しました。1審判決によりますと、被告の男性(32歳)は2017年7月、神戸市北区の自宅で、祖父母(いずれも当時83歳)を金属バットで殴ったり文化包丁で刺したりして殺害したほか、自宅近くに住む女性(当時79歳)も文化包丁で刺し殺害。