山口県の貴賓車センチュリー購入2090万円「違法と認められない」住民逆転敗訴の2審判決が確定 最高裁が上告棄却
山口県が2000万円あまりをかけ貴賓車として高級車のセンチュリーを購入したことをめぐり、住民が県知事に賠償を求めた裁判で、最高裁は4日付で住民の上告を退けました。購入手続きに違法性を認めず、住民が逆転敗訴した2審の判決が確定しました。この裁判は、2020年に山口県が貴賓車としてトヨタ・センチュリーを2090万円で購入したことは違法だとして、元県職員の男性が県に対し、かかった費用を全額、村岡嗣政県知事に請求するよう求めたものです。