スーパーの3割が「赤字」 値上げラッシュの影響 中小や地方で顕著
値上げラッシュなどの影響で、スーパーの3割が「赤字」になったことが分かりました。民間の調査会社「帝国データバンク」によりますと、全国の約1100社のうち、2022年度の業績が赤字となった企業は31.3%でした。前の年から「減益」となった企業と合わせると約7割の企業の業績が悪化しています。仕入れ値や光熱費が高騰するなか、商品への価格転嫁は進みつつあるものの、中小のスーパーでは大手の割安なプライベートブランド商品への対抗策で特売や値下げなどを行い、負担となっているケースもあるといいます。