イクラ、今年は値下がり 国内サケ不漁でも…極めて異例
イクラが今年、値下がりしている。ここ数年は過去に例がないほど高騰していたが、売れ行き悪化で膨らんでいた在庫を処分する動きが出てきたほか、海外産原料の輸入が順調だったため。年末年始の需要期に向けて、ちょっと買いやすくなったイクラを店頭で見掛ける機会が増えそうだ。(時事通信水産部 荒木建)◆消費不振で在庫増
東京・豊洲市場(江東区)の11月上旬の冷凍イクラの卸値は、北海道産が1キロ当たり8000~1万円で、昨年より2~3割値下がりしている。