技能実習生制度を廃止 「育成就労制度」に名称変更 最終報告書
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2023年11月24日 14時23分
厳しい職場環境に置かれた技能実習生の失踪が相次ぎ人権侵害の指摘があるとして政府の有識者会議は、今の制度を廃止するとした最終報告書をまとめました。新たな制度は人材の確保と育成を目的とし、名称も「育成就労制度」に変えるとしています。技能実習制度は外国人が最長で5年間、働きながら技能を学ぶことができますが、厳しい職場環境に置かれた実習生の失踪が相次ぎ、人権侵害の指摘があるなどとして政府の有識者会議は、今の制度を廃止するとした最終報告書をまとめました。