【京アニ】「凶悪犯をなぜ弁護するのか」 青葉被告の弁護人が法廷で語ったこと
「我々の活動は理解されにくいが、真実を浮き彫りにするため、あえて真逆(まぎゃく)の立場から意見を申し上げる。そのために今日ここに立っている」36人が死亡した京都アニメーション放火殺人事件の裁判員裁判で7日、青葉真司被告(45)の弁護人を務める遠山大輔弁護士は最終弁論でこう訴えた。青葉被告の裁判をめぐっては、多くの犠牲者が出たことなどから、弁護団に対し、「凶悪犯をなぜ弁護するのか」といった批判がネット上で相次いでいた。