広島市長、新任職員の研修資料に教育勅語使う 「再評価すべきとは考えていないが…評価してもよい部分があった…今後も使用を続ける」
魚住あかり 黒田陸離 2023年12月11日 21時35分
の新規採用職員研修で松井一実市長が、「心の持ち方」などとして戦前・戦中の「教育勅語」の一部を研修資料に引用していたことが11日、市への取材でわかった。教育勅語は戦後、日本国憲法と相いれないとして国会で排除・失効が決議されている。2022年4月の研修の資料では、「生きていく上での心の持ち方」と題した項目で「我々の先輩が作り上げたもので良いものはしっかりと受け止め、また、後輩に繫ぐ事が重要」と記述。