【名字研究】「私、人の出身地を当てられるんですよ」 電話帳で発掘した珍名さん巡り続ける高信さん「全国にはあり得ない名字の人が…」
「同じ中学校の友人の名字、何個か言ってもらってもいいですか。私、人の出身地を当てられるんですよ」お決まりのフレーズと柔和な笑顔で、初対面の人との場は一気に和む。水戸市の自宅には、昭和から平成初期にかけての全国各地の電話帳がずらりと並ぶ。「名字研究家」として、珍名さんを見つけては全国に会いに行き、テレビ番組の出演や年間40回ほどの講演などを通して名字の面白さ、奥深さを伝えている。